延長保証サービスを「付加価値」として活かす
延長保証サービスを「付加価値」として
延長保証サービスは単なる「顧客サービス」ではなく、「付加価値≒販売を増やすための武器」として活用可能です。
色々な付加価値
「価格競争」からの脱却
他社と同じメーカーの設備を扱う場合、どうしても「価格」での比較になりがちです。
ここに保証を組み込むことで、土俵を変えることができます。
○比較対象の変更
「本体が安いが保証なし」vs「適正価格で10年保証付き」。
○値引き防止のツール
「これ以上のお値引きは難しいですが、延長保証を・・・」など交渉カードとして使い、
粗利を削らずに成約率の向上につながる可能性があります。
「未来の自社客」の完全な囲い込み
住宅設備は7〜10年後に買い替え時期が来ますが、その際、顧客は「以前どこで買ったか」を忘れていることがほとんどです。
○トラブル時の連絡先固定
保証に入っていると、故障時に顧客は必ず保証書を見ます。
そこに購入した店舗が記載してあるため、「以前どこで買ったか」を思い出し、買い替え・交換時の
購入先選定の一つとなる可能性が高まります。
○顧客接点の維持
「トラブル時に対応してくれた」という信頼が積み重なり、次のリフォームや買い替えも貴社に依頼する
確率向上につながることがあります。
クレーム対応コストとリスクの削減
○突発的な赤字の回避
独自保証(自社リスク)だと、運悪く故障が多発した際に利益が吹き飛びます。
保証会社を使えば、コストを平準化できます。
○対応工数の削減
「お湯が出ない!」といった緊急の電話対応やメーカー手配を、保証会社のコールセンターに
丸投げできるスキームもあります。
これにより、「前向きな販売活動」に集中できるようになります。
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