温水便座の延長保証は必要?

温水便座の延長保証を検討する上で重要なポイント

故障リスクと寿命

○寿命は7〜10年程度
温水洗浄便座は、一般的に7年から10年が寿命と言われています。この時期を過ぎると、経年劣化による不具合が発生しやすくなります。

○メーカー保証
多くのメーカー保証期間は1〜2年程度です。寿命とされる時期に比べて保証期間が短いため、その間に故障が起きた場合、修理費用は自己負担となります。

○10年以上使用している製品は注意が必要
経済産業省所管の独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)の調査によると、温水洗浄便座の事故は、製造から10年以上経過した製品でおよそ8割を占めています。長く使うほど、故障リスクは高まります。

修理費用

○修理費用は高額になることも
温水洗浄便座は電気系統や給水系統の故障リスクがあり、修理費用は数万円になることもあります。製品によっては、修理するよりも買い替えた方が安く済むケースもあります。

○古い製品は修理できない場合も
メーカーが部品を保管している期間は、一般的に製造終了から6年程度です。
これ以上経過した製品の場合、部品の供給が終了しているため、修理自体ができない可能性が高くなります。

まとめ

温水便座は毎日使用する生活必需品であり、故障すると生活に大きな支障をきたします。特に、メーカー保証が切れる3〜6年目以降に不具合が発生することも少なくありません。
・「故障したら買い替え」と割り切れる
・修理費用を負担する覚悟がある
といった方であれば、延長保証は不要かもしれません。

しかし、
・高額な修理費用を避けたい
・故障した時にすぐに修理したい
といった安心を優先したい方には、延長保証への加入をおすすめします。