メーカー保証と延長保証の違いを改めてご紹介します

メーカー保証と延長保証の主な違いは?

メーカー保証

製品を購入した際に、メーカーが自動的に付与する保証です。ほとんどの家電製品には1年程度のメーカー保証が付いています。

<メリット>
・製品購入代金に含まれているため、追加費用はかかりません。
・初期不良や、メーカー側の責任による自然故障が発生した場合に無償で修理や交換が受けられます。
・メーカーが直接修理を行うため、純正パーツが使用され、品質が保証されます。

<デメリット>
・多くの製品で1年程度と期間が短く、その期間を過ぎると保証対象外となります。
・自然故障が主な対象であり、自己破損や災害による故障は対象外となることが多いです。

延長保証や長期保証

メーカー保証が終了した後の一定期間、有料でメーカー保証とほぼ同等の保証を行うサービスです。家電量販店や当社のような延長保証運営企業が提供しています。3年、5年、10年といった延長保証・長期保証が一般的です。

<メリット>
・メーカー保証期間を超えて、長期にわたり保証が受けられるため、安心して製品を使用できます。
・製品が故障した場合、高額な修理費用を自己負担せずに済む可能性があります。特に高価な家電製品や頻繁に使う製品にとっては大きなメリットです。
・保証期間が長いため、万が一の故障に対する心理的な安心感があります。

<デメリット>
・保証料として費用が発生します
・提供元によって保証範囲や条件が異なり、すべての不具合が無償修理の対象となるわけではありません。例えば、自然故障のみが対象で、物損や災害による故障は対象外となるケースや、修理回数に制限があるケースもあります。
・延長保証の提供元が指定する修理業者以外では修理を受けられない場合があります。
・修理費用が商品購入金額の何%まで、といった上限が設けられていることがあります。保証期間が長くなるにつれて、修理限度額が低下するプランもあります。
・結局一度も故障しなかった場合、支払った保証料が無駄になる可能性があります。

まとめ

メーカー保証は製品に最初から付帯している基本的な保証であり、初期不良や自然故障に短期間対応します。
一方、延長保証は任意で加入する有料サービスで、メーカー保証終了後の長期的な故障リスクに備えるためのものです。
製品の種類や価格、使用頻度、ご自身の安心感への価値観によって、どちらの保証がより適しているかを判断すると良いでしょう。

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